2011年11月10日木曜日

竣工そしてスタート

今月末、新築工事中だった私の職場の事業所建物が竣工する。
毎月一度、関係者が一同に会しての定例打合せを行っていたが、
今日はその最終回だった。

地下鉄の出口を地上にでて、
紅葉した街路樹に溶け込むアースカラーの建物をみると、
自然と気持ちが明るくなる。

近づいていくと、
設計・施工監理の担当者が、
静かなたたずまいで外観を見上げていた。

しばし出来具合いについて話したあと、
どうしても聞きたくなって、
設計から関わってきての今のお気持ちは…とふると、
   うれしいですよ
   図面を描いるときは2次元で、
   模型をつくるとそれが3次元になり、
   こうして現実のものになり…。
仕事が目に見えて形になるのが、
うらやましいなと思った。


現場での定例打合せは、
色々な会社の様々な職種の方と話しができ、
いつも私に元気をくれた。

施工監理の彼も、
長めの髪のおしゃれ眼鏡の若い設備担当者も、
ツボをはずさない我が社の建築担当者も、
みんなプロフェッショナルだなといつも思っていた。

最終回になって今更ながら、
私も自分の仕事についてそうでありたいな…と思う。
彼らの仕事はここで終わるけど、
私の仕事はこれからが本番。