2012年11月4日日曜日

エイチエムピー・シアターカンパニー

同時代の海外戯曲2
『アテンプツ・オン・ハー・ライフ』
@エル・パーク仙台
    シアターホール

hmpの演劇はいつも難しい。

原作は
登場人物が何人とかどのような人物だとかいう設定がないらしい。

台詞もA行をaさんが話したら
次の行はaさんじゃない人が言う
ってことしかないらしい。

そのようなお芝居なので
実験を観察しているという感じだった。

登場人物が次々と
アンという女性について語るのだけど
結局アンがどのような人物なのか
よく分からない。
台詞が意味をなしていないし
会話も成立していない。

アフタートークで
演出の笠井友仁さんも言っていたけど
登場人物のキャラがたってくると
台詞の噛み合わないことなどが際立ってきて面白いかも。
そういう意味では
まだエッジがきいていない感じだった。

もしくは
作品の一部分を
登場人物を違えて人数も違えた
異なる演出で
2とか3パタンを続けて観せるのも
観客が楽しめてよいかもしれない。

エイチエムピー・シアターカンパニー
http://www.hmp-theater.com/info.html