2作連続上演「ハゥ・アー・ユー?}」
(意味はわからないけどカッコ2つついてた。)
@エル・パーク仙台
お芝居を観るの2年ぶり!
①三角フラスコ 「はなして」
瀧原弘子さんの一人芝居。
震災の後がテーマだが、
重くなりすぎず、軽くなり過ぎず演じられていた。
身体の動きがきれいだった。
せりふの一つひとつに、
あの日の夜の暗闇や静けさや
あの頃の不安などを思い起こさせられた。
でもその一方で、
すでにあの頃の心持ちとは違っていて
自分が少し前に進んでいる状態であることがわかる。
そして自分の中に、
まだ現実を直視できないでいる部分もあることにも気づく。
②ペピン結構設計 「アマゾン」
素敵なお芝居だった。
一人芝居を観た後だと
チームで演じて楽しい雰囲気のお芝居に、
ほっとさせられる。
観客がもっと反応を出してもよかったかな?
おどけた掛け合いの中の
"生き延びた人間の責任"というせりふにドキリとさせられた。
ダンボールにふたりで入っちゃう(温かくないけど)ことに、
色々みんなで分け合ったことを思い出した。
友達とか子どもとか、
その存在が支えになったことにもちょっとしんみり(?)
私たちは否応なく
ネットで欲しい物がすぐに何でも手に入る今の社会の中で生きている。
(タイトルやダンボールの小道具がうまく使われていた。)
それがどうこうということではなく、
あの頃、
本当に必要なものや
本当に大切なものは何か問いかけられていて、
そのためだけに生きようと思っていたことも思い出した。
「はなして」では
灯りが消えた街は星がきれいだったことが描かれていた。
そして「アマゾン」のエンディングは
♪♪星に願いを♪♪
やっぱりこの曲は名曲!
最後は温かい気持ちになった。